順天高等学校
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国際教育2014年に文部科学省からSGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定グローバル社会で輝き、生き抜く力を養うため、教育目標に対応したグローバルな探究学習を実践しています。SGH実績校として各自の課題研究を行っています。高校1年生全員でフィリピンに関するミニ研究を行い、探究学習の学び方を学びます。そして高校2年生の海外研修先の国際的な問題について『課題の発見』→『仮説をたて』→『調査研究』→『仮設の立証』を行う課題研究を行い、報告書や論文作成をします。課題研究の成果は校内、校外の研究会やシンポジウムで発表します。『文化祭』『学習成果発表会』『探究報告会』などでの発表会、外部発表の『つくばサイエンスエッジ』『筑波大坂戸高校SDGs研究発表会』などが用意され、さらに海外研修先での発表のほか海外の大会での英語発表も目指します。また、海外交流校との交流の場においても発表活動を日本語及び英語などで行い、互いに評価することでより良い研究成果物にしていきます。生徒が主体的にチャレンジして多様なプログラムを受けることができます。『応募型研究発表』に応募しシンガポールで実施されるGlobal Linkに希望者(2019年は23名)が参加しています。また、『応募型留学プログラム』として文部科学省主催『トビタテ!留学Japan』にも多数応募採用(2019年は5名)が選抜されました。さらに、東京都私学財団支援金利用長期留学プログラム(オーストラリア ブリスベン)で毎年4名が1年間の留学をしています。写真提供関西学院大学外国人留学生/帰国子女の受け入れ世界に繋がる未来大学との連携が充実つくばサイエンスエッジポスター発表外国人交換留学生や帰国子女を積極的に受け入れています。学校に広い外の世界の空気を持ち込んで、様々な見方を紹介してもらうことを目的にしています。多様な人々と共にグローバルな学びを促進します。グローバル課題を解決するために、世界で活躍するために学べる大学を積極的に選んでいきます。日本でもスーパーグローバル大学が指定され、SGHとの接続が始まっています。また、グローバルな世界で学ぼうと海外進学を目指す生徒もいます。高校2年生にはハーバード大学同窓会が提供するHPB(Harvard Prize Book)に挑戦する機会が与えられ、毎年一人の生徒が受賞しています。順天高校は多数の大学と連携しています。現在関わっているおもな大学は、APU(立命館アジア太平洋大学)、杏林大学、明治大学、学習院大学、麗澤大学、東京外国語大学、立教大学、埼玉大学、東京理科大学です。これらの大学の先生方に日々の探究活動を指導していただいているほか、グローバルウィークには多数の講師を招いています。アフリカのマラウィで理科教育に携わっていた職員の指導を受けて、理科実験をマラウィの子ども達に紹介するテレビ番組の制作に関わりました。その成果をまとめて、つくば国際会議場主催の全国大会でポスター発表しました。14JUNTEN HIGH SCHOOL

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