東京都立 小松川高等学校
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小松川高校は、平成30年度より東京都教育委員会から「進学指導特別推進校」に指定されています。このことは、進学実績、講習及び補講の実施状況、進学指導に対する学校の取組状況等が総合的に判断され、都立高等学校等190校中7校と選ばれた学校としての高い評価を受けた結果です。また、その目的は、将来の日本のリーダーとなり得る高い資質をもった生徒に対し、思考力、判断力、表現力を鍛え、国公立大学、難関私立大学等への進学希望も実現できる学校を目指すことです。本校は、大正5年に創立以来、「質実剛健」の校風の下、「文武両道」を目標として歩みを重ね、100年を優に超える歴史をもつ伝統校です。現在、母校を愛する多くの卒業生が、幅広い分野で社会のリーダーとして活躍しています。本校では、塾や予備校に頼らない学習指導・進路指導を展開し、「入れる学校より入りたい学校へ」と希望の進路を実現しています。また、生徒の学力向上に向けて、「授業で勝負」を合言葉に、チャイムと同時に始まる緊張感あふれるレベルの高い授業、習熟度別・少人数授業、土曜授業、夏季講習、冬期講習、自習室の開室等、きめ細やかな指導を実践しています。5つの推進校事業を多様に展開するとともに、近年においては、グローバル人材育成の視点から、英語教育の充実に力を入れており、今年度の新入生から海外修学旅行を実施します。ほとんどの生徒が、自己の在り方・生き方を考え主体的に大学への進学を希望し、進路実現を果たしています。さらに、学校行事も盛んで、体育祭は実行委員会を中心とした生徒の自主的な運営で熱戦が繰り広げられ、文化祭は日常を忘れさせてくれる華やぎと多数の来校者が賑わい、合唱祭はハイレベルなクラス対抗が行われ、そこには、生き生きとした生徒の姿があります。部活動においてもほとんどの生徒が加入し、運動部、文化部ともに全国大会へ出場するなど、優秀な成績を収めています。このような活躍は、学校全体に活気をもたらすだけでなく、経験が人を育て、学業と両立を図ることが人間的成長につながります。中学生の皆さん、小松川高校には、自らの可能性を最大限に発揮し、高校生活を充実させる環境が整っています。熱意ある先生の指導、高め合える多くの仲間とともにその先の自分を磨いてみましょう。「進学指導特別推進校」―その先の自分へ―小松川高校のあゆみ小松川高校は大正5年に創立され、以後100年余の月日を重ね、可能性の高い生徒の集まる学校として地域の高い評価を得てきました。多くの卒業生が社会の中心で活躍しており、こうした伝統が学校を支える力となっています。沿革 −100年の歴史−大正5(1916)年4月 ■南葛飾郡立実科高等女学校として創立大正8(1919)年4月 ■小松川町に本校舎を新築大正12(1923)年4月 ■東京府立小松川高等女学校と改称昭和2(1927)年7月 ■東京府立第七高等女学校と改称昭和24(1949)年4月 ■全日制男女共学開始昭和25(1950)年1月 ■東京都立小松川高等学校と改称昭和62(1987)年3月 ■新校舎、新体育館完成平成18(2006)年4月 ■東京都重点支援校となる平成19(2007)年6月 ■進学指導推進校となる平成27(2015)年4月 ■スポーツ特別強化校となる平成28(2016)年4月 ■英語教育推進校となる平成28(2016)年11月 ■創立100周年記念式典挙行平成30(2018)年4月 ■進学指導特別推進校に指定される平成30(2018)年4月 ■理数研究校に指定される平成30(2018)年4月 ■海外学校間交流推進校に指定される文武両道質実剛健教育目標「ハイレベルな文武両道」の実践を通して、バランスの取れた社会のリーダーを育成する目指す学校■高い知力と品位、豊かな情操を身に付けさせる学校■体力・気力・精神力を鍛え、困難に挑戦できる意志と実行力を身に付けさせる学校■生徒の進路希望を達成させ、保護者・地域から高い支持と評価を受ける学校学びの特色1統括校長 勝嶋 憲子1

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