東京都立 小松川高等学校
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平成28年度より英語教育推進校に指定され5年目となる本校では、「大学入学共通テスト」に向けた指導を強化すると同時に、英語4技能(聞く・読む・話す・書く)の習得にも力を入れています。■万全の指導体制での授業〇本校独自のCAN-DOリストで学年別到達目標を明確化し、確実に英語力を向上〇本校教員とネイティブ・スピーカー(外国人指導員)によるティーム・ティーチングで3年間を通した言語活動の活性化〇「英語表現」での全学年習熟度別1クラス2展開授業を実施〇授業外の教員と外国人指導員英作文添削指導によるバックアップ■外部検定試験に向けて〇GTEC for STUDENTSを受験し、継続的に英語力を測定〇多様化する大学入試にも対応するための「英検」受検奨励〇英検、TEAPなど外部検定試験に向けたスピーキングの個別指導実施<現3年生GTEC for STUDENS 学校平均点の伸び>  *WPM(= words per minute)は1分間に読むことができる語数1年次(H30年12月受験)2年次(R元年12月受験)高2全国平均(R元年12月)トータル844.2883.2771リーディング(*WPM)170.2(78.3)193.2(92.2)166(76)リスニング194.3205.2175ライティング225.8235.2201スピーキング253.9249.6205■幅広い英語学習体験〇東京グローバル・ゲイトウェイ(TGG)での英語研修を1年生で実施〇外国人指導員とのランチミーティングや課外活動で日常的な英語との関わり〇海外修学旅行を通して現地の文化を学び、現地校の生徒と英語で交流海外の学校と積極的に交流し、言語や文化の相互理解や、地球規模の課題を解決するきっかけとします。令和3年度入学生より修学旅行は海外になります。■オンラインによる交流Global Classmatesというプログラムに1年生(希望者)が参加し、半年間にわたり教育用SNSを通じてアメリカ・ペンシルヴェニア州の高校生と交流しました。写真や動画も交えてのオンライン交流、さらに実際にお土産を交換し合うOmiyage Exchangeもあり、送られてきたお菓子や文房具などに興味津々。日本からの贈り物選びも楽しく、相手校の生徒の反応を気にしていました。この取り組みが評価され、昨夏はメンバーの1人が渡米、アメリカの高校生とのディスカッションに臨みました。■留学生との交流東北大学大学院で学ぶ留学生たちが本校芸道部筝曲班を訪問、お琴のお稽古や発表を体験しました。英語を介しての交流に苦労しながらも、お互い楽しい時間を共有できました。英語教育推進の取組3年 矢野 愛子令和元年8月ワシントンで開催されたGlobal Classmates Summit参加海外留学した生徒からのメッセージ3年 佐藤 怜美(次世代リーダー育成道場)私は高校1年生の冬から、東京都主催の「次世代リーダー育成道場」の研修生として、約1年間オーストラリアのアデレードで留学生活を送りました。当初の私は、登校初日から現地の人や雰囲気に圧倒され、自分の英語力や積極性の低さに焦りを感じていました。しかし、その焦りをバネに、課題は提出日前に先生や友達にチェックをお願いするなど自分なりの工夫や試行錯誤を重ねて、一歩ずつでも前進できるよう行動をとるように心がけました。また、ウィンドオーケストラやバドミントン、ボランティア活動に参加したことで、オーストラリアを越えて世界中の国々からの留学生と友達になり、新しい価値観と出会うことができました。 約1年間の留学生活は、私の人生を大きく変える分岐点になったと思います。現在は海外経験で得た力を生かすために、外国人にも対応できる看護師を目指しています。学びの特色2海外学校間交流の推進高2 12月時点CEFR-J B1レベル(海外進学を視野に入れることができるレベル)CEFR-J A2レベル(海外の高校の授業に参加できるレベル)49名219名ランチミーティングの様子1年生TGG訪問3

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