目黒日本大学高等学校
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基礎的な問題の演習・小テスト・課題を課すことで、基礎学力の定着を図ります。応用問題に取り組むために必要な広い視野や思考力を向上させるためには、まずは基礎・基本の定着が必要不可欠です。授業では考える力を養うために、論理的に説明できることを意識しています。苦手意識をもたせないためにも達成感を与える機会を増やし、自ら努力して問題解決に取り組む力を育成します。教科別指導数 学答えが得られればそれで良いという姿勢ではなく、数学的思考力、考察力の向上を目標にしています。単元により、教科書の解法だけでなく別解や他の単元を利用した解法を紹介することで、問題に対する多角的な視野を鍛え、対応力を向上させます。日々の学習の中で、多角的な視野を身につけることで、数学の魅力や解く楽しさを感じることができます。計算力数学の中で一番重要なのは計算力です。計算力は日々の継続した演習でしか培えません。本校ではこの演習時間を確保するために、単元学習に留まらず、常に単元とは別の計算演習を行っています。計算演習を徹底的に行うことで、つまづくことなくスムーズに計算できる力を培います。論理的思考力論理的思考力とは、複雑な物事を整理・分析し、結論までの道筋を矛盾なく示すことです。公式や定義・定理の成立に「どうしてこうなるの?」と疑問を抱く生徒は少なくありません。生徒一人ひとりに考える機会を与え、理解するまでアプローチします。読解力数学に必要な読解力とは、与えられた条件や情報を正しく読み取り、組み立てる力です。必要な情報を正確に読み取り、立式していきます。条件に合わせ、さまざまな公式や定理などを活用し、解法をイメージすることが大切です。 〝『解ける』から   『もっと解きたい』という気持ちへ〟 数学科主任  鶴岡 将典12

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