
知っておきたい高校受験
【転学と編入学】高校を移りたい時の注意すべきこと。
①転学と編入学の違い
◇転学:在籍期間が連続する形で他の学校に異動すること。
A高校 ~3/31まで在籍 - B高校 4/1から在籍
都立高校では各学期末(3月、8月、12月)に募集があります。
◇編入学:高校に入学して1年以上在籍し、一定以上の単位を修 得して中退した後に他の学校に異動すること。
A高校 ~2年生の8/31まで在籍して一度退学
B高校 翌年4/1から再度2年生に在籍
都立高校では年1回3月に募集があります。
②履修と修得の違い
◇履修:その教科・科目の授業を一年間一定時間以上「出席した」時に履修が認められる。
※「一定時間以上」には各学校で定めた基準がある。
※出席時間数が基準以下だと未履修となる。
◇修得:その教科・科目の授業の履修が認められ「一定の成果が得られ」たら修得(単位認定 2~5の成績)となる。
※履修できても評定1なら未修得になる。(単位不認定)⇒学年制の高校は殆どの科目を必履修=必修得としている。
※単位制の高校では履修と修得を切り離している場合もあるので転学・編入学の時には履修済科目(単位数)と修得済科目(単位数)を確認しておく必要がある。
③不合格だった時のこと
転学・編入学の試験は、受験生が募集人数内でも不合格になる場合があります。
(例:募集人数20名、受験生15名、合格者10名)
転学試験の場合、元の高校にそのまま在籍出来る(する)かどうか?
編入学試験の場合、その後の学習をどのように考えるか?
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